お葬式をしない人が増加!その理由と傾向は?

こんにちは。

千葉県全域対応、鎌ケ谷市の葬儀紹介の「グランドメモリーズ」の鈴木です。

通夜式や告別式といったいわゆるお葬式を全く行わない「直葬」(火葬式)という弔い方法が近年では増えてきている傾向にあります。

都内でも直葬や一日葬が増えているそうです。

お葬式をしない選択肢について。

お葬式をしない理由や、そのメリット・デメリットを考えてみることにします。

お葬式をしない

もしもの時が訪れたとき、葬儀を執り行って故人を見送ります。

ここ数年では、通夜式や告別式といった各宗派に基づいたやり方ではなく、ご火葬のみで終了するといった「直葬」(火葬式)といった葬儀形式を選択されれう方も増えてきているようです。

直葬では、通夜式や告別式を行わずに出棺され、火葬場でお花入れ、お別れをし、に火葬します。

火葬前に炉前でお読経を頂くこともあり、収骨後、解散となります。

直葬のメリットとデメリットについて

メリット

お葬式の通常の形として通夜・告別式がありますが、これ自体を行わないので会葬礼状、返礼品や料理を必要とせず、祭壇や式場も用意いたしません。よって全体の費用を大幅に抑えることができます。

多数の会葬者の応対をすることや堅苦しい挨拶をする事もありせんので、ご家族のメンタル面的な負荷も軽減します。近親者だけで故人を見送ることができます。

デメリット

実は葬儀はご近所やご親戚との親交を深める機会でもあるのです。つまりそのせっかくの機会を逃してしまうことになります。

当然の事ながら故人様も生前、様々な方とおつきあいされていたはず。ご家族が知らないところでの深いお付き合いをされてた方が幾人かいる可能性があります。それなのに直葬で安易に済ませてしまうと、後から聞かれたご友人やお仕事関係、ご親戚の中には気分を害してしまう方がでてきてしまうことも。

一番気をつけて頂きたいのは菩提寺がある方。ほとんどの場合菩提寺の許可がおりないと考えて頂いてもよろしいかと思います。いずれにせよ、しっかり菩提寺にご相談をしたうえで直葬(火葬式)を選択していただくようにしてください。

直葬を選ぶ理由は故人の遺志と金銭面

直葬(火葬式)を選ぶ理由として最も多いのは「ひっそりと送ってほしい」「残された家族に負担をかけたくない」という故人の遺志です。

全国の葬儀費用の平均は約100万円~200万円であるのに対し、直葬の費用は約20万円前後となっており、費用面ではとても抑えたものになっております。

(2017年日本消費者協会 葬儀委ついてのアンケート調査より)

また、宗教にこだわらない、もしくは必要性を感じないという方が増えていることも理由の一つ言えます。

直葬を選択する前に考えておきたいこと

皆様の様々な理由から直葬(火葬式)を選択されるかと思いますが、考えておいて頂きたいのは「葬儀を行う意味」「誰の為に葬儀は行うのか」というところです。

お葬式とは故人を供養するものでもあり、残された家族や親族、友人の為のものでもあります。宗教的な観点から観れば宗派によって様々な理由があります。

そして、お葬式は大切な人を亡くした悲しみをしっかりと受け止め、受け入れ、向き合って、悲しみに一区切りをつける。そしてまた残されたご家族が前を向いて歩いていく為の儀式でもあるとグランドメモリーズは考えます。

ですから、直葬(火葬式)を選択する前に、果たして本当に通夜や告別式を行わない選択は正しいのか?をご家族で話し合ってください。

もちろん親族にもしっかりと意向を説明し、最終的には菩提寺の判断に任せる方向で検討してください。

直葬での周囲の対応について

直葬(火葬式)で故人を見送った場合、参列者はご家族やご親族が中心となります。

故人への最後のお別れができない友人や知人が、後日自宅へ弔問に訪れる場合もあります。

お葬式とは故人と関った方々が一同に会してお別れをいう場でもあるのです。この場合の為にもご自宅に香典返しを準備をしておくようにしましょう。

最後に

直葬は通夜・告別式を行わないので費用を大きく抑えることができます。

その反面、一般的な葬儀の形式とは違うため、あらかじめ多方面に理解を得ておかなければなりません。

お葬式を行うことは故人様やご家族だけのことではないということも念頭に置いていただきたいです。

菩提寺がある方は最終決定は必ず菩提寺の導師であることを覚えておいてください。

鎌ケ谷市でのお急ぎのご依頼から葬儀のご相談までグランドメモリーズにお任せください。

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