一日葬
通夜式を行わずに告別式のみで済ませる葬儀の形です。
葬儀にいらっしゃる皆様のご都合がなかなか合わせにくい方などに利用されることが多いです。
一日で済みますのでその分の費用を抑えることもできます。
因みに式場料金などは大抵の場合2日で1予約となる場合が多いため式場料は節約の対象にはなりません。
1.一日葬を選ぶ理由
- 会葬者の予定が合わせられず、一日で済ませたい
- 対象者が高齢であり、友人や知人が少ない為、小さく式を挙げたい
- 費用を抑えたいが火葬式が出来ない状況にある
- 参列者に高齢者が多く二日間の葬儀は体力的に難しい
2.一般的な流れ
臨終
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安置場所へ搬送(葬儀社へ連絡し、搬送していただきます)
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お打ち合わせ(当日もしくは数日後に任意の場所にて)
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納棺
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安置場所から出棺(式場に搬送)
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葬儀・告別式(初七日法要)
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火葬
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火葬時間は都内で1時間~2時間程度
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お骨上げ(火夫さんの指導の下お骨上げとご説明を頂きます)
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ご解散
3.一日葬のメリットとデメリット
【メリット】
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- 費用を抑えることができる
- 時間の短縮と遺族への身体的、精神的な負担が軽減できる
- 遠方からの参列者の負担が軽減できる(宿泊が不要)
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【デメリット】
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- 通夜式を行わない為、故人とのお別れの時間が満足に取れない
- 式場使用料は節約できない
- 故人の友人や知人、ご親戚などご縁のあった方々へのご挨拶が十分にできない
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4.一日葬の費用について
一日葬は、家族葬や一般の葬儀に比べ、通夜式を行わない分費用が抑えられます。
ネット上にあふれている一日葬の費用は、30万円~120万円程度の価格帯になっています。(2017年7月現在)
価格に大きな開きがある理由としてはご家族以外の方を呼ぶかどうかで大きく変わる為です。
一日葬は通夜式を行なわず一日で済ませるので葬儀費用の若干の節約ができます。
会葬者は一日で終わる為、それほど大人数を呼ぶことはあまりなく、ご収骨まで残る方もそれほどいらっしゃらない為、食事等接待費用も抑えられます。
金銭面的にもお時間的にもご家族にご負担が少なく済ませる事が出来ます。
当サイトの他ページにも記述しておりますが葬儀社によって、含まれるサービスに違いがありますので、確認が必要になります。
以下は一般的なサービス内容となります。(いずれにせよどれが含まれるか確認が必要です)
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- お棺
- 納棺付属品(仏衣・宗派によって守り刀など)
- 処置
- 式場利用料
- 式場の飾り
- 設備利用料
- 人件費(施工案内・司会)
- 祭壇
- 遺影写真、位牌、線香、ローソク
- 返礼品・告別式のお料理
- 花束(送り花・お別れ花 等)
- 寝台車・霊柩車(何km以上で追加料金が発生するか)
- ドライアイス・安置料(何日分が料金に含まれているか)
- 枕飾りや後飾り
- 火葬料
- お骨容器
- 後飾り壇(その他の仏具)
- お位牌
一日葬は上記の内容をご確認いただく他、ご親戚や菩提寺など相談すべき方達とは必ず相談してください。
地域の風習や※菩提寺の指示によりこの他にも必要になる葬具があるかもしれませんので、葬儀社と詳しいお打ち合わせをされることをお勧めいたします。