返礼品はいつ渡す? | ベテランスタッフが教える葬儀マニュアル5

グランドメモリーズの鈴木です。

本日は返礼品のお話

返礼品は会葬のお礼としてお渡しする物です。

地域によって様々ではありますが一般的な昔からのルールをこちらでご紹介します。

返礼品はいつ渡す?相場は?

品物や渡し方、相場などは地域によって変わってきます。

種類としては通夜に訪れた弔問客へのお返しに「通夜返し」

香典をいただいた方へ「香典返し」

などなど様々です。

 

ではいつ?どのような返すのが良いでしょうか?

どのくらいの金額のものでどんなものが良いのでしょうか?

最近では即返しが一般的

香典返しは本来、滞りなく忌事を終えたことを伝える意味があります。従って四十九日を過ぎた後に贈ります。あいさつ状とともに親族が配送するか直接伺うのが通例です。

最近では当日香典を頂き、その時点でお返しする「即返し」が一般的となりました。

返礼品の相場はどのくらい?

相場は香典の半分~1/3程度が一般的と言われています。

最近では相場を説明するサイトが増えておりますが、500円〜1000円と言う相場は全くのデマです。2500円前後が一般的で、常識の範囲と思ってください。もちろん当日受付にていくら頂いたかを記録するのが通常ですのでご親戚の方や対象者の会社の重役の方など金額が多い方の場合は即返しの他にしっかりと香典返しを考えておく事も忘れずに。

返礼品はどんなものがいいか

内容はお茶や梅干しなどが一般的。

仏式以外であればコーヒーやクッキーでも良いです。

お気持ちで選んでください。

その他にも業者をあたれば様々なものがありますが

出来れば後に残らないものが良いとされておりますので消耗品であり、且つ遠方鵜からいらっしゃる方の事も考慮し、あまり重くないものを選択されると良いでしょう。

返礼品いくつ用意するのか

用意してもらう個数ですが

会葬いただく方の人数をおおよそで数えて頂き、当日は多めに葬儀屋さんが用意してくれます。

通常の葬儀屋さんであれば

「使った分のご精算」となります。

ですので当日は必要以上に多めに用意してもらうようにしておきましょう。

足りないとホントに

「みっともない」ですので・・・。

当日は残念ながら式にいらっしゃらないけれど香典を頂いている方の分を代理でお願いされている事もあります。

対象の方が現役でお仕事されてる場合や学生さんの場合には

ご家族が想定出来ない人数がくる事が多いですので尚更多めのご準備を。

当日から49日の間

後飾り祭壇をご自宅にご用意される場合は

その間にお越しいただいた方へ返礼品の用意くらいはしておきたいものですよね。

10個~20個程度お持ち帰りしておき、葬儀屋さんには当日から1週間程度後での清算をお願いするといいです。

こちらもお忘れなく。