生前予約(事前予約)のススメ| ベテランスタッフが教える葬儀マニュアル4

グランドメモリーズの鈴木です。

葬儀は突然必要になる場合があります。

入院生活が長い、医師の診断もと

用意を余儀なくされる場合もあります。

どちらにしてももしもの時に慌てずしっかりと葬儀内容を決めるために

生前予約をお勧めしております。

生前予約とは?

生前予約(または事前予約)とは対象者がまだご健在の時に

葬儀屋さんに事前に葬儀のやり方や内容を相談する

という事です。

たいていの方は

・その時が来たらで大丈夫

・そんなのまだまだ先の話だ

と思っています。

しかし

この仕事に携わり私もわかったのですが

事前相談はやっておいた方が良いです。

 

あなた自身を含め

いつ死んでしまうのかは誰にも分かりません。

でも必ずその時が来ます。

病院や施設で亡くなられる場合。

事前に心構えができます。

病院や施設以外で亡くなられた場合

病院や施設でお亡くなりになられた場合

病院で処置をしてもらい、葬儀社を呼ぶ流れになります。

 

それ以外の場合

つまりはご自宅や会社、お出かけ先などで亡くなられた場合。

警察から連絡が入ります。

事件性を調べる必要があるので

一度警察署へ搬送されます。

タイミングなんてもちろんありません。

特はなれた身内ならば行き慣れない場所へ

急いで向かいます。

(これだけでも疲れます)

身元確認、状況説明など行います。

事件性が無ければ葬儀社が決まっているかどうか聞かれます。

皆さんどうしましょう?

・スマホで葬儀屋さんを検索?

・とりあえず親戚に電話?

・兄弟に連絡?

スマホで急いで検索した葬儀屋さん。

大丈夫ですか?

そうこうしているうちに

警察の方が知ってる葬儀屋さんを紹介してくれます。

お願いしましょうか?

病院や警察で紹介される葬儀屋さん。

確かに信頼されてるから?

営業熱心だからでしょうか?

時間もないので

調べた葬儀屋さん

もしくは紹介の葬儀屋さんに依頼します。

・搬送先はどちらですか?

・葬儀はいつがいいですか?

・宗教は?

・打ち合わせをいつしますか?

警察署で打ち合わせはできません。

どうしましょう?

なんだかんだで

葬儀屋さんの指定する保管場所へ保管

打ち合わせは明日にでもと話をする。

・今日はどこに泊まろう?

・連絡をしてない親戚いたかな?

・打ち合わせどうしよう。

・葬儀屋さんに会う前に親戚と話し合いをしたい。

・職場に連絡しなきゃ

・喪服は?

・お金は?

当日は大体このくらい忙しいです。

そして

次の日の打ち合わせで

・葬儀の形式は?

・何人くらいご参列か?

・ご希望の式場は?

・祭壇はどういうものがよいか?

・お花は出しますか?

・返礼品はどうしますか?

・通夜振る舞いは?

・お写真ありますか?

・ご住職はどちらを呼びますか?

この他にもまだまだ考える事があります。

それに付け加えて

一人暮らしの方であれば葬儀の後も

・お部屋の事

(掃除や不動産屋さんとのやり取り)

・お金の事

(保険屋さん、銀行)

・契約している物

(電話、生協、水、レンタル品)

いろいろやる事があります。

この間

対象者のお部屋が使えれば問題ありませんが

ご自宅で亡くなられた場合など

そこに泊まる事は大抵できません。

知らない土地のホテルに連泊です。

しかしお仕事はそこまで休めません。

大変すぎます。

ここで

・葬儀の内容だけでも事前に決めている

・葬儀屋さんも何度かお話をしてる人だ

もちろん大変なところはまだまだありますが

どうでしょうか?

葬儀以外の大変な方に

集中できそうじゃないですか?

葬儀社によっては生前予約の特別割引や特典もあります。

もしものときの為にご自身やご身内の生前予約

してみませんか?