お亡くなりになる前〜ご臨終直後 | ベテランスタッフが教える葬儀マニュアル1

大切な方のもしもはいつ訪れるか分かりません。

今回は、ご遺族の方に安心して葬儀を行って頂けるよう、準備しておかないといけないことを解説します。

たくさんの葬儀を経験してきたベテランの葬儀スタッフが解説しますので、きっと参考にして頂けるはずです。

1お亡くなりになる前の準備

①遺影用の写真を用意しておきましょう。

なるべく大きな写真でいいお顔のお写真が良いでしょう。

着せ替えや背景の変更はもちろんできますが、できれば加工をさほど必要としないものがいいでしょう。

代表的なものでは好きなお花や場所でのお写真が最良です。

②宗派や菩提寺の確認

近年お寺や教会とのお付き合いが減っている背景の中でご自身の宗派や菩提寺をご存じない方が増えております。

ご存じでない場合はご親戚にご確認ください。

宗教寺院お付き合いのない場合はご家族で相談して決めましょう。

③葬儀の規模や形式

大まかな予算を決め、そこから葬儀をどの形式にするのかを決めておくと良いでしょう。

式自体を行わずひっそりと葬儀を ・・・ 火葬式
ご家族・ご親戚のみで行うならば ・・・ 家族葬
ご友人・お仕事関係の方を呼ぶなら・・・ 一般葬

などがございます。

具体的に誰を呼ぶかはその時が来てからでも遅くはありません。

2臨終の際にすべきこと・・・

①ご家族へのご連絡

まず病院ならば医師からのお話によりご家族やすぐに駆け付けられるご親戚にご連絡をします。

診断を受けましたらまず霊安室へ運ばれます。

夜中でなければ菩提寺にもご連絡をしましょう。

②葬儀社の決定

病院にはそれほど長くは居られません。

葬儀社に連絡を入れるか病院が紹介する葬儀社にお願いして安置場所まで搬送します。

以上からも事前に葬儀社を決めておく必要があります。

③安置場所の決定

ご自宅もしくは安置できる場所を葬儀社に紹介してもらいます。

仏式の場合は北枕もしくは西向きに寝かせて手を組ませます。

いかがでしたでしょうか。

次回は、葬儀社との打ち合わせについて解説します。

葬儀社との打ち合わせ | ベテランスタッフが教える葬儀マニュアル2